第3回訓練 高校生の環境セミナー「地域から変えようエコライフ」
6月10日(土)午後2時から、横浜市の上大岡ウィリング横浜12階でエコキャップ運動主催・ボーイスカウト神奈川連盟共催の環境セミナーが開催されました。
このセミナーは、14NJ 神奈川奉仕隊 第2隊の第3回訓練として、環境セミナーを計画して、環境問題に取り組む「エコキャップ推進協会」の永田議長に講師をお願いしたところ、「高校生(ベンチャー)が、そうした取り組みをするなら、もっと輪を広げよう!」との話になり、神奈川県や県立神奈川総合産業高校・定時制生徒会、福祉問題に取り組むNPO、環境問題に取り組むNPO等との連携で実施することになりました。
環境セミナー実施にあたり、関係各位に対し感謝を申し上げます。
今後、ベンチャースカウトが具体的に環境問題をテーマに活動する励みになったこと。ベンチャースカウトが同年代の高校生やNPOと連携して、環境問題に取り組むことができたことは大きな成果です。
セミナーは永田議長のご挨拶に始まり、ボーイスカウト神奈川連盟 高森理事、神奈川県環境農政部 小野部長、廃棄物対策課 野沢課長から、環境問題の現状やかかわりなどのお話がありました。
神奈川連盟 高森理事よりローバー・ベンチャーの環境プロジェクトの取り組みや、海外プロジェクトの概要についてお話いただきました。
続いて14NJ神奈川奉仕隊第2隊 安西副議長からの活動報告がありました。
14NJ神奈川奉仕隊第2隊は、第1回の訓練キャンプを県営柳島キャンプ場で行った時にキャンプ場内で飛散ゴミを収集してその分別を行い、「どうしてこうなるのか」を考えました。今までは、ゴミを拾うことが奉仕活動であるという考え方だったのですが、ゴミをサンプルとして収集して、分析し、どうしてこのゴミが出るのかを考えることがベンチャーとして重要なのだと実感しました。
そこから「第14日本ジャンボリーのゴミ問題を考える」というテーマが導き出されました。会場の石川県珠洲市は人口が2万人弱。そこへ3万人近いスカウト達がキャンプします。排出されるゴミや屎尿の量が膨大なものになる事は容易に想像できます。過去の例から推定し、以下の数字が導き出されました。
12NJ参加者 26,704人 ゴミ 131トン
13NJ参加者 20,588人 ゴミ 122トン
ゴミの総量÷参加人数÷ジャンボリー会期5日で、一人が1日に出すゴミの総量は0.98キロから1.19キロ。ほぼ1キロです。
ジャンボリー会場周辺の住民は1,757人で、それが12.5倍に激増し、通常は2tと4t車各1台でゴミ収集しているとの事ですが、こうも増えては自治体に大きな負担をおかけしることになるのです。
そこで神奈川第2隊は、以下のような活動の企画案を作りました。
①ゴミとなる梱包の多い製品や、使い捨ての製品は使わない。
②容器や梱包材は再利用できるもの、捨てる時は小さくして容量を減らす。
③ペットボトルやビンは素材毎に分別、資源として再利用を意識する。
④会場で出る資源ゴミを集め、分別して再利用しやすくする。
⑤活動の仲間を増やす努力をする。
そして、以下の宣言となりました。
神奈川奉仕隊第2隊は第14回日本ジャンボリー期間中、1人が出すゴミを5kgから3kgに減量することに挑戦します。
県立神奈川総合産業高校・定時制生徒会の宇野さん、本地さんの発表がありました。
生徒会が自主的に、エコキャップを回収する活動をしていること。駅や街頭でキャンペーンを実施して市民にゴミ分別やエコキャップ推進の啓発活動をしていることなどの発表がありました。
県立神奈川総合産業高校・定時制生徒会
http://www.lisa-ac.jp/teiji/index.html
生徒会でキャップの資源化を相談し、文化祭での展示の他に、地元駅での広報活動を積極的に展開しています。「エコキャップ運動発祥の源」です。
高校生が、積極的に社会とのかかわりを持ち、啓発活動をすることの素晴らしさを感じました。
環境プロジェクトを県立神奈川総合高校・定時制生徒会のみなさんのように自主的に実施することが本当に大切です。ローインパクトと言いながら、スローガンで終わっていないかなど、反省すべき点があるのではないかを感じています。
また、帝人ファイバーの塚本さんから、「ボトルtoボトル」プロジェクトの説明がありました。ペットボトルを分子単位まで分解し、その中から必要なものだけを取り出す技術に付いての解説でした。この技術はすでに実用化され、そこで作られた樹脂はペットボトルの原料と同一であるとのこと。異物もすべて除去され、循環型社会の実現に大きく貢献します。
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この記事へのコメント
ついつい経済学っぽく考えますとゴミ対策は非効率という結論に至りやすいのですが、私たちが最後までとことん使い切らないから非効率なのではないか、という視点で書きました。